1980年11月5日

6時検温。7時朝食。おもゆにみそ汁、牛乳1本。おもゆ半分食べる。食欲なし。7時15分夫会社へ行く。10時半頃注射、点滴。しばらくしてかゆみ止め注射する。11時昼食時点滴終わらず、しばらくじっとしている。12時20分頃点滴終わりほっとする。この時ばかりは吐き気してむかむかしてくるので弱る。

ようやく終わって気分悪いので少し横になってたら先生一人看護婦さん二人来る。今日は抜糸する。左側が少し出血するのでガーゼ詰める。息する管取り替え終わって出て行く。しばらくして昼食する。おもゆ、牛乳、みかんジュース。みかんジュース半分飲む。牛乳でカステラを少々柔らかくして食べる。

夫は6時半頃見える。先に美智子食事するため地下に行く。戻って来たらカレーライス食べたので食べ過ぎじゃないかと心配している。7時半時夫と美智子帰る。代わりに夫は横に寝てくれる。たんが詰まるゆえ取ってくれというと夫は電灯消す。情けない。我慢して寝ることにしようとベッドの上で涙が出るばかり。

器官にたんが詰まってはめてるのが外れてきた。苦しくなったので夫に急かせて看護婦さんに来てもらって取り外し、取り替えてもらってたん取り器でしてもらうがどうも調子悪い。また持って行って変わりの看護婦さんが持って来て私は半身起こしはめる。看護婦さんはなぜ外れたのだろうと言いながらなかなか入らないとぶつぶつ言いながらしている。ようやく収まって落ち着いて寝る。

しばらくしてまた苦しみがやって来る。たん取ってもらおうと思って起こすがなかなか起きないので自分でしようとおもいするが、なかなかたんを取ってくれないので止める。
夫がそばにおりながら何もしてくれない。悲しさいっぺんにこみ上がってくる。してくれる時は嫌な顔してするしどうしたら良いのか心痛めるばかり。夫は私が手術したことで余計私が嫌いになったし看護するのが嫌でならないのだ。わかってるけど