母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年7月6日

6時起床時間。6時30分報告。久君は氷をジュース入れに入れて水枕に入れて6時15分帰る。美智子がキャベツ2個置いていたので持って帰ってもらう。重たいだろう。ごめんなさいね。置いていても構わないけど少しでも美智子が助かると思ったからである。ご苦労様、ありがとう。

7時35分食事時間、中止。朝のメニューケーキ、ジュース、牛乳。9時20分処置時間。体拭き10時処置に行く。取り替え宮本先生。ざっとおなかを診てくれた。後で先生が診察してくれると言った。豆乳2缶飲んでおなかいっぱいになるだろうという。でも私はおなか空くと言った。

早11時掃除に来る。11時20分取り替え終わってまっすぐ買い物行く。昼晩用買う。宮本先生が診察に来てくれると思い寝ていたがとうとう来ない。もう済んで1階に下りていると思うが。12時5分食事時間、中止。昼のメニューケーキ、おはぎ、豆乳、牛乳、ジュース。

食事してたら急に内科へ行くという。急いで行く支度する。看護婦さんと一緒に行く。診察した結果大したことないと先生言う。良かった。検査するには痛いらしい。この間管入れてしたが、あんな検査するらしい。しばらく様子見ると言ってくれた。座薬飲んで痛み収まらないかしら。

1時頃買い物に行く。3時30分夫来る。美智子も買い物から戻る。帰るというからタルト詰所に持って行ってというと嫌がっていたが渋々持って行く。急にジュース飲み終わった頃先生来る。急に佐藤先生が来た。おなかの痛みは大したことない、しばらく様子見るそうです、肺炎は良くなっていますと先生言う。胸がどの付近が痛むかと聞くので聞こえないので紙に書いておくれと言うので書いて渡す。
痛み和らいだが時々ひどく痛む。前もらった座薬良く効きましたと言うと痛み止めに座薬あげるからと言ってくれました。

7時点滴注射、大取り替え。8時体温37度。8時30分報告西山さん。9時30分消灯時間。