母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1991年4月21日

今日はどうも朝から喉の調子が悪く、起きてアイスクリーム食べたりお茶飲んだりしたがどうも悪い。また床に着く。再々たん切りするが眠れない間に明るくなり7時過ぎ夫帰る。美智子朝寝坊したとぼやいて注入、食事支度してくれる。パン、牛乳、みそ汁おいしくいただけた。ありがとう。しんどいので寝ようと思い床に入り園芸本見る。夫来てサロンパス貼ってもらい2階へ行き休む。私も休むことにする。今日はおひさんが窓にあかあかと照っている。良く晴れているみたいである。この時計では9時25分に鳴っている。時間経つの早い。一休み。今朝大便なし。熱はあまりなさそう。夢のなかに今日も父が出てきた。子供のようだったが私の首を細い紐で締めている。苦しくなって目が覚める。変な夢である。9時30分夫起きて来て何の用事で来たのだろうか。私は新聞見るんだろうと思い渡す。またも2階に上がって行き読むのかしら。寝るのだろう。私も休もう。悪くなったら困るから。しんどくなって書くの止めます。休みます。本を夢中に読みます。サロンパス貼り少しはましです。

12時30分注入、食事。2時行く支度してドライブ行く。花やイタドリ、ギシギシ、よもぎ、たんぽぽ等取って帰る。3時55分帰って整理したり湯がいたりする。花は植える。夫夜勤のため5時出かける。5時30分食事支度する。たんぽぽサラダにマヨネーズかけた。少し苦い。ギシギシはサラダマヨネーズとケチャップ混ぜた。つくしのスギナは三倍酢でしたが酸っぱく固く食べれずあまりおいしいものではなかった。やはりせりかのびる、ノカンゾウはおいしかった。どこにせりはあるのやら。のびるはどこにもない。まだ早いのかしらね。7時20分食事注入。8時45分風呂に入り手当して休む。美智子は9時風呂に入りテレビ見てたが10時頃休んだらしい。