母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年4月7日

6時起床時間、体温測る。6時30分トイレ行く。7時15分洗顔する。7時30分朝食時間。今日は放射線科土曜日のため休み。9時30分処置時間、取り替えする。済んで洗濯する。今日は早めに体拭きにおしぼり持って来る。体拭いて処置室に行く。終わって着替えたシャツにパンツ洗う。乾燥機の中に干す。

済んでしんどいので横になっていたら11時45分。昼までまだ時間あると思いきや食事の支度できましたと放送ある。今日は早い昼ごはんになったんだなあと思い取りに行く。1時過ぎようやく済んで出す。1時15分日記書く。2時30分、3時近くになるのでもうすぐ来る頃だと思い支度して一階に下りる。車の見やすい救急センターに行き玄関の所から見るがまだらしいから買い物して3階に行く。

3時過ぎ美智子と夫が来る。4時30分中休み割いて時夫来てくれた。赤飯を買ってたので食べさせる。余程おなか空いてたのだろう。きれいに食べてくれて良かった。嬉しかった。雨が降っているゆえ歩いて来たのだという。4時35分早目に戻るからと行った。美智子も夫もたった20分程いて帰って行く。後は淋しい限り。空気抜けた風船みたい。