母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年4月11日

4時目が覚め牛乳飲む。6時起床、体温測る。7時30分食事。9時30分処置時間、取り替え、佐藤先生。10時放射線科受けに行く。丁度体を拭いている頃で呼び出し受けて困った。急いで拭いて一階に下りていく。ずいぶん待った。ようやく済んで売店へ行く。11時になっていた。買い物して自分の部屋へ戻る。

12時昼食済んでベッドの上。来るまで寝ていようと思い寝ていたら2時45分美智子、夫が来てくれた。今日は夜勤で早く帰らないといけないといって3時20分頃帰って行く。また明日来るからと言って淋しそうに帰って行く。私も一日も早く帰りたい。後何回受けたら済むのか自分ではわからない。先生も言ってくれないからしばらく続けるからと診察の秋本先生は言っただけ。今週いっぱいで済むと思う。退院は15日過ぎになるだろうと予測を美智子に言っておいた。

5時30分時夫来てくれた。アイスクリーム買いに行く。戻って来ておはぎだけ食べて6時30分帰って行く。ティッシュペーパーも買ってくれた。安心する。良く気が利くし私にはもったいない子供3人だ。私の宝だ。久どうしているのか朝夕気になる。帰っておいで。