母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年7月13日

6時起床時間。6時30分体温37.5度。報告、門田。7時35分食事時間、中止。朝食メニューカップケーキ2個、牛乳、豆乳、ウーロン茶。9時30分処置時間。9時45分体拭き。掃除来る。

11時放送で処置に来てくださいというので行く。婦長さんが何してたの、寝てたのと聞くので勉強とは言えないので首と頭が痛むので寝てたという。一人処置してた。終わってから入って行くと取替え済んで口にしびれ薬して鼻にも両方共何か薬入れる。後管入れるが通らないという。何だか狭くなっているので通らないという。二回ほどしたがやはり胃まで行かない。仕方ないと先生はいう。このままだといつまでも点滴離せない。離してもまた元に戻りまた入院しなくてはいけないから胃のところに穴開けてチューブ差し込み直接胃に行くようにするという。流動食だけどおなかいっぱいになるから良く相談して決めてください。

私はこれ以上穴開けたくない。でもずっと入院するしかない。私が退院しても迷惑かけるからずっと入院したらどうやろう。一応夫や久君、時夫君に相談しよう。どんな返事来るかしらね。穴を開けて退院するか、それとも穴は開けず。