母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年7月14日

6時起床時間。今朝はものすごく首筋と頭痛がして座薬入れる。6時30分報告、宇都宮さん。体温37.2度。7時35分食事時間、中止。今朝のメニューケーキ、ウーロン茶、ヨーグルト。9時30分処置時間。体拭き終わり10時過ぎ処置行く。

取り替え終わった後高須賀先生はどうしても管が胃まで通らないので仕方ないからこのままだと点滴外せないから外科の先生に頼んで胃に穴開けてもらうよう言ってた。悲しい。私はロボットのようだ。穴ぽこの体になってしまう。本当に悲しくなってくる。相談も何もないじゃないか。いつするのか知らないがして良いものか別に方法ないのかと思う。自宅でもできるからという。服着らずにいないといけないが。

美智子12時30分頃来る。弁当持で来た。食事済み1時買い物に行く。3時美智子戻って来る。3時40分夫来る。先生が言ったこと知らせる。晩と朝用食事買って来てもらう。隣のベッドに福原さんからヤクルトもらったのでお返しに牛乳買って来てあげる。喜んでくれて飲んでもらったら嬉しい。

近寄りがたい人 山田さん 婦長
目がくりくりした人 門田
甘ったれた声の人 宇都宮
気さくな人 正岡さん
丸ぼちゃした顔の人 岩国さん
声が高い人 武田さん
丸顔の人 久保さん
新人の 中岡さん
孝ちゃん似ている人 西山さん