母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年8月22日

6時起床時間。体温36.7度。おなかと傷痛む。6時40分洗面。風強し。カーテン開け戸開けて空気入れ替え。6時55分部屋に戻りびっくり。花もひっくり返る。アンテナ線もひっくり返っていたので花もアンテナも元に戻し後拭く。7時食事。200cc、薬あり。

8時〜9時20分休む。9時25分シーツ替えする。10時食事。10時30分処置時間。食事済んですぐ行く。取り替え済み先生は退院は来週ころになるという。11時30分買い物へ売店へ行き買い物済み部屋へ戻る。休む。何だかしんどくてしょうがないし傷跡痛む。早くすっきりした体にならないものかしらといつも思う。そのうち元気になるだろう。

12時20分食事時間、中止。美智子は夫が日勤のため来れない。淋しいけど辛抱する。私は母だもの強くなろう。1時食事。薬差しおさゆ入れて終わり。2時体温36.7度。報告。3時休む。少し眠ったように思う。4時食事。今日は食欲ない。どうしてだろう。

5時35分食事時間、中止。皆と一緒に食べたい。6時久君来てくれた。ウーロン茶持って来てくれる。7時帰る。8時体温36.7度。報告。9時食事、注射。9時30分消灯。