母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年8月24日

6時起床時間。検温36.8度。報告久保さん。6時40分洗面、トイレ。7時食事、薬、さゆ。少し具合悪いので横になる。洗いに行く。7時35分食事時間、中止。口よりの食欲ない。どうしてだろう。胃が痛むからかしら。どうも上辺だけが元気で芯は弱いし毎日すかっとした日はなぜないのだろう。どこが悪いのか。早く元気になりたい。

8時20分休む。9時5分蒸しタオルで体を拭く。10時流動食。さゆだけ自分でする。処置時間はまだない。午後からだと思う。11時40分美智子来る。夫は夜勤という。家に帰ったらしい。お弁当持って来てくれた。12時食事時間、中止。何もなかったので助かった。

1時点滴時間。食事流動食する。2時体温36.7度。報告。美智子12時10分に病院へ行く。3時戻る。夫も3時に来た。丁度処置時間で待ってもらって行く。先生は退院は来週じゃ、絶対大丈夫という。3時30分夫と美智子夜勤のため帰って行く。4時流動食自分でして持って来てする。5時35分食事時間、中止。何も口にしたくない。

6時久来てくれて水枕取り替えてゴミ捨てて7時に帰って行く。急に淋しくなった。仕方ない。8時体温36.7度。報告。9時食事1箱分。薬、さゆ。9時20分終わり。9時30分消灯時間。注射してもらう。