母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年12月29日

4時18分起床、食事。6時出勤。7時注入、食事。8時10分ドラマ拝見。9時30分時夫起床、食事。10時喉切口取り替えしてくれる。傷口手当て、シャツ着替え。10時40分遅出だが2時間早く出勤する。年末ゆえ忙しいのだろう。12月は日曜返上しての勤務。出かけに時夫君1万円くれた。何か買いたいものもあるからと言ってくれる。ありがたいこと。夫はそんなやさしさ一つもない。時夫良くしてくれて助かる。

食事昼注入。終わって昼寝する。5時45分洗濯物たたみ夜支度。7時夫そば、かまぼこ買って来る。大分正月用品揃った。白菜もキャベツ、ネギ、人参買う。豆も買ったし。7時45分晩の食事。10時頃えらい帰り遅いと思ったら泊まると電話あり。淋しい。帰って欲しいが今から帰って食事しても遅いゆえ泊まったのだろう。その方が落ち着くと思う。本当に淋しい。熱37度2分ある。体拭いて休む。美智子も風呂入って寝ただろう。睡眠薬飲んで休むのでいつの間に眠るのかわからない。電気毛布で暖かく休めてありがたい事感謝いたします。夫の代わりに時夫君がしてくれる。洗濯、取り替えと忙しいのに済んで局へ行く。無理しないように元気にいてね。