母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1991年5月15日

相変わらず体の調子悪い。美智子まだ気がイライラしてると見えて投げたりする。困ったものだ。病院の帰りに買い物できてよかったね。嬉しかったよ。元の美智子に戻って母はとっても嬉しいよ。涙が出るほど嬉しいよ。

3時30分病院で掛ける。薬局に寄り犬の餌書い色々な物買って行く。ちょっと早かったが待ちくたびれるほどだった。胸の方は何も言わなかった。どんなになっているのか先生何も言わない。聴診器当ててる時困ったような顔してた。やはり慢性気管支肺炎かしら。薬も吸入も時夫君してくれるし、もし良くなってもよさそうなもの。約1年近くなるのに。この次血を取るという。うんと血を作る飲み物を。難しいですね。前はおしっこ取って何も言わないがどうもないのかしらね。安心していても良いのかしらね。支払い済み帰る。

時夫君がしてくれて助かる。ありがとう。何から何まで僕任せ。体の調子悪いのに病院まで運転してもらい、おまけに料金払わせ帰りにおつかいまでさせて申し訳ありません。本当にありがとう。感謝いたしています。買い物できて母は嬉しい。帰り着いて6時30分注入。