母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1991年6月26日

久方振り晴れ間見えそう。今日は県病院行きだ。10時30分には出ないといけない。夫に11時30分迄受付だから薬取りに行ってもらおうと思う。どうかしら。5時30分目覚める。コーヒー牛乳、牛乳と少量飲み外に出て花屋植木見物する。きゅうりも大分大きくなった。そろそろ食べ頃になった。トマトはこだまだ。まだ青いから楽しみだ。他所の犬はちょうど美智子の付近で寝ていた。私が行くと車の下に行ったが毛が抜けて気持ち悪い。5時45分ちょうど牛乳持って来た。朝早いので大変だ。車だからいいけどご苦労様。私中に入り少量コーヒー牛乳飲む。日記書きもうそろそろ7時注入時間。

内科磯路先生。今日で終わり。相変わらず聴診器で見て血圧測定90〜60。むくみなし、順調である。薬もらい終わり。次は高野先生に引き継いであるからいう。美智子のことも言わなかった。転勤になって大学病院へ行くらしい。めでたいことだ。終わって薬もらい車の中に行ってカキ氷食べ濡れちゃった。買い物して帰りちょっと疲れ寝てしまう。

目が覚めると早1時過ぎ。ふれあい市へ買い物。花、きゅうり、さやえんどう。他所では高いけど安いので3ツも買っちゃった。合計1000円。高くついたかしらね。美智子と時夫買い物行く。私は行きそびれた。衣類整理する。少し片付いたようだ。狭い家だからこんじまいして涼しくしないとね。真夏思わせる暑さだった。今日は久方振り久の電話声聞こえて嬉しかった。これで元気出してがんばらなくては。