母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年3月14日

朝6時起床。体温計り、トイレ行き、顔洗う。今日はラジウム休み。7時半食事時間。取り替える時間だから待っていたら、放射線受ける順番だと看護婦さんに言われ、9時半放射線科へ行き受ける。

終わった頃母が来ていた。点滴吊るすのが動き悪いゆえ油差してくれる。本当にありがたい事だと心のなかで感謝する。戻りしな牛乳など買い、部屋に戻り取り替えしてもらい、足のこと先生に言う。皮膚科に連れて行ってもらう。

終わって部屋に戻る。売店へ買い物へ行く。1000円越した。余分に買い時夫に美智子や久、食べるよう持たせる。喜んでもらえるだろうか。6時15分時夫帰る。急に淋しくなる。

9時消灯時間ゆえテレビ消し休む。薬持って来たので足洗い薬つける。