母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年6月14日

6時起床。水枕取り替えてたんを取ってくれて自宅帰る。6時30分体温測定。7時35分食事時間。私は8時まで休む。うとうとするばかりで寝てはない。8時30分起きて洗面する。

9時30分処置時間。体拭きに来る。終わって処置に行く。取り替えしてもらい部屋に戻りベッドの上。小さなメモ帳に闘病生活、病院での記録付ける。忘れているので思い出しては書くので違うところもあるだろう。11時35分食事時間、中止。私2時まで休む。

12時美智子バスで来たといって来てくれる。何て嬉しい事だろう。わが子ゆえ母の入院している病院までわざわざバスで行くだろうか。本当にありがたい事だと思う。私は美智子は入院したおかげでずいぶん大人に成長したと思う。前より考えもしっかりしてきた。微笑ましいことである。頼もしい。嬉しいことだと思う。美智子さんありがとう。ご苦労様でした。初めて乗るバスどうでしたか。不安と心配だったろうね。でもそばでお昼ごはん食べている姿久しぶりでしたが楽しかったですよ。

2時点滴時間。主食用点滴する。3時検温時間。6時前に夫迎えに来るので美智子帰る。5時35分食事時間、中止。私8時まで休む。7時点滴。主食用小さいのする。8時体温。あまり熱なし。良かった。8時35分時夫君今日も来てくれた。ほっと安心。これで安心して寝れる。9時30分消灯時間。トイレ行く。9時40分注射してもらう。これで休める。