母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年7月3日

6時起床時間。検温37.4度。病状報告。久君たん取りしてくれる。水枕取り替える。ジュースなんか入れとる箱にも氷入れてくれる。6時20分帰って行く。さぞしんどかろうと思う。ご苦労様です。

7時40分食事時間、中止。食事出なくてもパンと牛乳買ってくれるし夜は久君がごはんもの買って来るし不便はちっともない。久ありがとう。お母さんに食べてもらおうと赤飯買ってくれた。おいしく食べた。嬉しかった。少し固いのがいけないが、もち米を蒸してするから固いのだろう。3人ともええ子や。母のためと思ってしんどくても代わる代わる泊まりに来てくれた。

9時20分処置時間。9時30分体拭き。10時10分掃除来る。12時10分食事時間、中止。牛乳、豆乳、ケーキ。1時までしんどいから休む。体の調子すぐれず寝ていた。1時点滴時間。2時検温37.5度。

今日は外科行きはずなのに一つもお呼びでない。また黙って行くと怒られるから待っていたら5時になる。7時点敵なし。8時体温36.9度。9時注射、咳止め薬。

明日外科行きになったのと思ってたら外科の先生9時25分来る。ぐりぐり調べた所どうもないけど置いてたら気になるので、今混んでるから局部麻酔でぐりぐり取り除くという。9時30分消灯。