母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年7月16日

6時起床時間。6時30分報告、体温36.7度。おなかや背中痛むので座薬もらい入れる。下剤も飲む。7時35分食事時間、中止。朝のメニュー牛乳、豆乳、ケーキ。7時40分洗面してたらすぐ301号室に入ってくれ腸の洗浄をするという。約3時間する。

9時30分の処置時間、処置で待ってくれといっている。しばらくして今度は内科の先生に呼び出し受ける。もうしばらく続けていく。まだきれいになってないらしい。済んで車で行く。看護婦さんに連れられて行く。検査台の上に横になり最初はさほどなかったが何だかつついている感じがしてとっても痛く。こらえきれないようになった。どのくらい時間立ったのかようやく済んでほっとする。別に異常ないとのこと。放っておいても治るから薬飲む必要ないと先生いう。これでほっとする。

乳がんもなし。腸も悪くない。胃も悪くないし肺炎も良くなったし後、目と歯を治さなければいけない。歯は総入れ歯。目は老眼で眼鏡かけなくちゃいけない。

12時30分部屋に戻ってみると豆乳置いてあった。一休みしてからと思いうとうとしてたところに美智子来る。お弁当持って来て一緒に食べる。むすび3個、コロッケ、卵焼きとこさえて持って来てくれた。嬉しいじゃない。感謝します。

5時35分食事時間、中止。おむすび、卵焼き、コロッケ、豆乳、牛乳、ケーキ。2時点滴時間。3時体温36.5度。9時30分消灯時間。とうとう注射しに来てくれなかった。