母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年7月17日

6時起床時間。5時目が覚める。咳が出て困る。6時30分体温37.5度。報告。7時35分食事時間。朝食メニュー牛乳、豆乳、ジュース、ケーキ。ケーキ類あまり食べたくない。食欲ない。

9時30分処置時間。高須賀先生。外科の先生を捕まえようと思ってもなかなか捕まらないという。外科の先生に頼むから一日も早く今週は駄目かも来週になるやろと言ってた。私も思い切ってすることにした。口からは食事できないし点滴はいつまでも離せないから困る。しんどいとおなか痛いので座薬もらう。今日は寝るぎりした。

12時30分食事時間、中止。昼食メニューケーキ、豆乳持って来る。1時過ぎ看護婦さんに呼ばれ詰所に行くと外科の先生と高須賀先生がいた。しこり取り除くのと胃に穴開けると一緒にするという。その方が痛みもあまりないという。外科の先生は腕が良いから心配いらないと言ってた。前の入院の時出血した時私お世話になったという。私は忘れてしまった。

今週は駄目らしい。来週の火曜日にするという。7月24日に手術するという。さぞ痛むやろな。全身麻酔か局部麻酔するのかしら。まさか麻酔なしじゃないだろう。7時点滴。8時検温36.7度。9時注射する。9時30分消灯時間。