母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年8月12日

6時起床時間。体温36.7度。報告久保さん。7時35分食事時間。流動食。また吐き気するので途中で止めてもらう。やはり駄目なのかしら。再々こんなだったら続けることできない。困った。どうしたら良いのか。早下痢便で今朝は3回も行くが早く良くなったらいのだけど。切り傷痛むしおなかの調子悪く注射後痛むのでサロンパス貼る。早く良くなりたい。流動食終わりまで続けたらいいのにと思うがやはり吐き気するのでこらえ切れないのでつい呼んでしまう。看護婦さんは無理してこらえることないから少しづつ増やしていくから心配ない。吐き気したら呼んでねと親切にいたわってくれる。本当に私はみんなに迷惑かけてしまって悪いと思う。

9時体重測定。9時20分体拭き。9時30分処置時間。まだたくさんの人待っているのでもう少ししてから行こう。待つのしんどいのでトイレ行き10時処置室行く。付け替え、取り替え済まし戻る。10時30分点滴中1。12時20分終わり。食事時間、中止。流動食。今日昼より50ccずつ4回に分けてする。昼より変える。終わった後水差して薬入れる。うまいことできたらいいが4時30分トイレ行く。1回に200ccは入れないとカロリー不足で逆にやせてくるからおやつ変わりでもいいからゆっくり食べてくれと看護婦さん言う。代わる代わる来る。未だに下痢便治らずあまり痛みはないが吐き気があって困る。

3時30分美智子来て時夫君は5時30分来る。5時35分食事時間、中止。流動食。夕方より犬を買って家に連れて帰る。6時30分二人共帰る。7時久君帰る。点滴なし。7時30分体温36.5度。報告宇都宮。9時注射。9時30分消灯時間。