母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年8月14日

6時起床時間。体温37度。報告中塚さん。体の調子悪い。7時10分流動食。35分食事時間、中止。9時20分体拭き。シャツ、パンツ、寝間着着替える。9時30分点滴時間。今日は点滴ないのかしら。待っても来ない。横になりテレビ見る。11時流動食。

11時40分母来る。しばらく話して用事で出かける。注射血管にする。私は美智子がもうすぐ来るのだがまた怒ったら困るがと思いながら心配でならない。おかげで出かけて行ったので助かった。ほっとする。母と入れ違いに美智子来る。

12時30分美智子来る。1時10分流動食する。食事時間、中止。1時15分美智子出かける。3時までに戻るという。買った犬とってもかわいいしじゃれて困るといってた。2時体温37度。報告。おなかの調子悪い。吐き気なし。傷跡も痛い。具合悪い。

2時30分美智子戻る。母は帰って行った。16日大村に行くので忙しいと言ってた。2時40分処置時間。最後に行く。取り替え、付け替え終わって戻り横になる。先生は内科の先生に紹介して診てもらうよう言っとくからそれに合った薬してもらうからと先生言っていた。佐藤先生と宮本先生もいた。私が本当に最後だった。

3時に終わって部屋へ戻ると母は前の人と話をしていた。美智子帰って来たら母が帰る。4時トイレ水便する。調子悪い。戻ったらちゃんと持って来ていた。早速流動食する。もみじまんじゅう二個前の人よりもらい一個美智子へあげる。一つは私食べたらおいしかったがどこに売っているのかしら。

5時30分時夫君来てくれた。さぞしんどかろうにご苦労様。5時35分食事時間、中止。6時流動食。相変わらず水便。おなか調子すぐれず。7時点滴時間。なし。8時体温37.5度。報告宇都宮さん。9時流動食。9時30分消灯時間。睡眠、痛み止め注射する。