母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年9月15日

5時40分目が覚める。起きて牛乳注入する。朝からうっとうしい天気。雨が降っているようだ。ぐずついた天気で心も湿っぽい。体の具合も思わしくない。早く元気になりたい。声も出て欲しい。口から食事もできるようになりたいと念じつつ6時夫起きて来る。食事する。7時流動食する。胃薬注入。お湯も注入する。座薬を先に入れておいたので吐き気しないのかしら。助かる。

午後より出かけるつもりが雨のために中止する。大箱の中に着ない服やいらない服や入れてクリーニング持って行くもの防虫剤入れてする。早6時炊事する。サラダ作りや忙しい夕方。美智子注射する。6時の注入止める。7時食事。あまり自分の体が思わしくないので敬老の日忘れていた。送るのも忘れていてごめんね。お歳暮に送るから。まだ雨が降っている。

7時夫帰る。お米買って来てくれる。ありがとう。ご苦労様。夫は早速ビール飲む。さぞしんどいだろう。ビール飲むと2階に上がり寝る。8時久君風呂。9時30分時夫風呂に入る。美智子と私は入るの止めて寝る。やはりまだ体が回復してないのかすぐしんどくなってくる。夫は元気でいい。炊事場の掃除、拭いたりする。人が来たらいけないのでといい朝もトイレ掃除して仕事に出かける。11時45分私は休むことにする。おやすみ。