母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1990年10月16日

7時より流動食済まし具合悪いゆえ少し横になろうと思いストーブそばで寝る。9時に時夫起きて来て食事する。しばらくして吐き気したり腹痛で座薬する。おなか痛み胸が痛む。どうも食欲進まない。どうしたのかしら。今日は私の仏滅だ。10時50分〜11時まで犬の狂犬病注射だ。お陰で時夫連れていってくれて助かった。夫は日勤で6時出かける。3時過ぎ喉の取り替えしたり傷の手当てする。着替えて洗濯する。美智子と時夫君買い物行く。注射器2本頼む。まだ2万円あった。本当に助かった。美智子のお陰で給料が2万円も残るぐらい生計してくれる。私だったら足らんぐらいかもしれない。

5時40分わらびの塩漬け去年のあったので湯がいて晩のおかずに炒めた。あまりにんにく入れたのまずかったと思う。あまりおいしくない。久にあげたが残す。夫も残す。食べてみるとまずかった。時夫君に残してたがあげない方が良いと思い捨ててしまった。7時30分食事する。済まし洗いやけする。しんどいので風呂入らず寝ることにする。今日は最悪の日である。座薬後腹痛止む。