母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1991年4月27日

夫朝出勤で5時出勤。夕方7時帰って来て早ビール飲み2階上がり休む。明日薬つけたら治るからと言っては明日買って来るという。時夫8時空港着自宅へ9時頃と思う。無事に着いた。嬉しかった。今日は大分ましになった。水便良くなってただの腹痛だけ。座薬入れ風呂入り休む。美智子さん本当に大変だった。良く尽くして下さいました。私はご褒美にあげたいけど持っていませんので気持ちだけで良いからあなた代わりにご褒美あげてください。お願いします。

夫帰り私がにおってつまらない、お前のそばにおるとえらいという。明日薬振りまいたら治るやろと言う。私鼻音痴であまりしないがどのくらいか。そんな不愉快な気持ちにさせているとは知らなかった。管変えたのでその面も痛いしまたおなかも痛いし、よう食べず。しばらくして飲み物ばかりしていた。お茶がおいしいだけ。あまり食べたく思わない。久し振りに起きてみたらふらふらするし体弱ってるのかしら。きっと良くなるよ。少しだけコーヒー牛乳、茶と飲む。だが随分水便したのでまた水も蓄えないと脱水症状になったら困るから。早く元気になって明日ワラビ採りに行こう。ナナちゃん連れて。そうなったら嬉しいね。昨日より今日がましな方じゃ。良くなっとんじゃろう。