母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1991年8月14日

12時30分おなかと傷口の痛みこらえきれず注射してもらう。またもぜこぜこしてきた。たん取りする。6時30分やっと来ました久君。やっとほっとしている時、美智子はとうとう来なかった。夫は5時に帰って来たという。それでは来ないわけだ。でも来ると思ったのでがっかりした。

朝晩になるとなぜか頭が痛みます。この頃は余計痛むので注射してもらいます。右足の方が痛み和らいだ気持ちします。おしりも和らいだ感じ。背中も少し和らいだような気がします。胸がとっても痛みます。動いた時がもっと痛く咳き込むと余計痛みます。触ってたら取ってのけたところが痛みます。どうしてだろう。困ります。

7時点滴小する。またもぜいぜいしてきたよ。たん取りします。10時30分の消灯時間になったこと眠ってたのか知らなかった。目が覚める。起きてたん取り、おしっこする。私の痛み、背中動く度痛い。胸痛である。特に胸の乳房のところのぐりぐりをのけている。