1980年11月11日

6時30分検温。36.3度。朝歯を磨いたり顔洗ったり。久し振りお通じあり。薬もらって飲んだので多少の効き目あり。7時15分朝食時間。食事済んでベッドの上で話を聞く。いいこと聞いた。色々山菜を塩漬けできる物書いておく。8時10分美智子来るまでしばらく寝ることにする。カセットテープ聞いていると美智子来る。8時50分処置室に行き美智子注射してもらう。今日は生徒さんがしてくれたとか。血が出て止まらないので綿花当ててガーゼで巻く。

9時35分今日は高須賀先生だった。どのくらい治ってるのか透視してみると田中先生に言う。ガーゼ取り替えて部屋出る。美智子朝食終わっていた。9時45分喉手当て終わる。10時過ぎ婦長さんに呼ばれて処置室へ入る。この間のように鼻に綿花詰める。目前では透視する機会を調整している。怖いような気もする。しばらくして細い管の先に光が着いているので鼻から喉まで入れる。むせたり咳したりで困ってしまう。きれいになっていると二人が話している。一体どんなになっているのだろう。

主人はおるかと聞くので毎日来ている、眼科にも来ているのでと言う。もしかしたら食道にできものがあるゆえまた手術するのでそれを主人に伝えるため主人は来ているかと聞くのだろうか。私の憶測。時夫は顎の骨が炎症起こしたそうで薬飲んだら治るといって薬もらっていた。11時前に時夫は保険証取りに行くといって行く。私は壮快買い上に上がり、時夫来てないのでまた下りて駐車場へ車見に行くと車あるので安心する。時夫は美智子置いて行く訳ないと思うけど、美智子心配するので見つけ回っている。ようやく落ち着いて部屋にいると時夫見える。

11時食事時間。11時半時夫、美智子出かける。りんご等もらっていたので果物とジュースもたせる。上がって来てベッドで皆とおしゃべりしたりテレビ見たりする。2時体温測定。36.4度。別に変わりなし。4時夕食時間。5時半早く退院できないものかと思ってみるがまだなかなかできそうもないとあきらめる。

6時15分時夫、美智子来る。6時35分夫寿司持って来る。母が夫に寿司買ってあげるようにと頼んだに違いない。時夫と美智子に食べさせる。私も2つ程食べる。7時検温。7時35分時夫、美智子帰って行く。今晩は歩いて来たとか。美智子は時夫と足早に走りながら付いて行っているんじゃないかと目の前に浮かぶ。看護婦さんが来たらいけないのでエレベーター前まで見送りする。エレベーターに乗ってから私は部屋に行く。しばらくして看護婦さん来る。熱36.8度ある。いつ退院できるものかとそればかり。8時テレビ見る。9時消灯時間。