母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1980年12月14日

6時30分体温37度ある。体だるし。少し風邪気味かなー。7時朝食。喉が痛く飲み込む時痛いので食べるのが嫌になる。9時美智子来る。注射して朝食してあげる。夫は買い物に行くというので美智子は私と一緒にいる。

11時昼食。夫帰ってきて面会室に行く。おかずを持って行く。11時半帰って行く。11時45分地下食堂へ行って鍋焼きうどん食べる。2時半37.2度あった。少し部屋が暑いので熱があるのかしら。淑子さん見える。5階に親戚の人が肝硬変で入院しているらしい。

4時夕食時間になる。食事もらって来て屋上に洗濯物取り入れに行く。あまりの寒さで凍えそう。自室に戻り食事する。テレビ見ていたら南條さんからジュースもらう。これから私は上の人ばかり見て生きていこう。そうすると少しは気持ちも落ち着くだろう。私よりもっと悪い人がいるのだから私はこのくらいで良かったと思わなくちゃね。7時半37.1度ある。9時消灯時間。