母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1980年12月16日

6時半看護婦さんが来る。36.8度。7時朝食。相変わらず喉痛し。慣れたのか痛み和らいだのか知らないがあまり前ほど痛み感じない。お皿を返しに十亀さんのところへ行き話をする。掃除のおばさん見えたので自室に戻る。

8時10分美智子来る迄寝ようと思い横になって本読む。9時看護婦さんが電気治療受けに行って下さいというので治療受けに行く。終わったのが9時35分。今度は放射線科で診察受ける。男の人一人いてる。これではすぐ終わるからと喜んでたのに逆に次々と外来患者さん診るので私は後回しになる。

10時早く注射してあげねばと気ばかり焦る。看護婦さんに頼んでたら良かったと思う。自室に戻ると美智子いない。面会室のぞいてもいない。待合室まで行くと時夫はいたけど美智子いない。エレベーター付近見ると美智子いたので自室に戻り注射してあげ朝食する。

送って行って戻ってしばらくしたら11時。十亀さんのご主人見えたのでまたお金かと思ったら違ったので良かった。何か買ってあげるからというので売店まで着いて行く。プリン買ってもらう。十亀さんは帰る時奥様頼むとからという。

12時45分これからベッドで寝よう。本読みながら寝ることにする。2時検温。37度ある。お風呂に金高さんと一緒に入る。4時夕食。6時25分夫来る。地下食堂行ったけど6時までで閉まっていたという。一緒に外に出て送りがてらあんまん買って戻りみんなに分けて食べる。7時半検温。37度。テレビ見て休む。