母心

愛媛県立中央病院入院中の1991年に54才で亡くなった母の日記です。

1991年8月18日最後の日記

6時起床。検温36.8度。背中と胸、傷口がおかしいことと急に喉がじがじがしてきて吐き気することを報告。6時25分薬注入。次から次と痛み出したりで苦しみます。病院の中で良かったと思う。6時30分報告終わり、注入やっと終わる。体が急に熱くなる。どうしてなのか。熱が出てきたのかしら。おかしいと思う。

3時40分になっても母も来ない。夫は風呂に入りに行ったらしい。もうすぐ来るだろう。3時50分母来る。久のことでえらい怒っている。手紙鉄ちゃんに書いてたの見たのだろうが知らなかった。もしや据え膳下げ膳で困っていて日中は振り回され、それでかな。手紙出しといてくれと頼んだが持って帰ったはず。その前に私が紙に書いてること気に入らずで怒っているのだろうか。ほんとうに困った。夫がなんぼ重たい物持ってくれないといって怒ってた。帰りしな湯のみ持って帰るつもりで探してた。のぶちゃんがあんなだから泊まっても来てやろうと思う気持ちないと言ってた。

3時30分おばさん来てくれる。喉が痛いと言ってた。一日も早く元気になりますように克服して8月中には元気になりますようがんばります。なかなか終わらない注入。3時40分夫来る。母来る。夫新聞持って来てくれる。明日から毎日、新聞頼んだから来るからと言った。ありがとうね。点滴大1、小2。注入する。眠気差してごとっと音してびっくりしたのである。